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2006年07月04日
ちょっと不思議で素敵な「こんにちわ」
ワールドカップもいよいよ佳境に入り、数時間後には準決勝の第1試合が始まります。
様々な意見・感想があります。日本代表の戦いについても、ブラジル敗退についても、ジダンの輝きについても、レフリーのジャッジについても、中田の引退についても。
世界のあちこちで熱狂と落胆が交差する日々を、私は私なりに考えながら泳いでいます。
私は保土ヶ谷の団地に住んでいます。5階建ての4階。酔って帰ると階段が異常につらく、また、駐車場までが微妙な距離を誇り、辛くてたまりませんが、運動不足の極致を自覚している私にとっては、せめてそれぐらいは歩かなければと、あきらめています。
先月からです。
私の住んでいる階段ではなく、隣の階段。近所付き合いの薄くなった昨今では、当然知りうるはずもない隣の階段の住民たち。夕方、仕事に出ようと、一人とぼとぼ階段を下り、隣の階段を過ぎて程なくすると、「こんにちわ」の声。
視線を上げると、明らかにこちらを見ている小学校低学年の男の子が一人。
きょろきょろしてあたりを見渡しても、私しかいません。「俺?」まさか・・・
私は第一印象がとにかく悪いんですよ。客商売している人間がこんなことを言うのはおかしいのですが、自分でも、たまに思います。怖い顔してるって。その俺に小学生があいさつ?ありえない。
なんとなく頭を下げては見たものの、どう考えてもひと間違いかと思い、しかし、かすかな希望を覚えてはほんのりうれしくなっていました。
よくよく考えても、接点のない男の子。しばらくすると日々の多忙に記憶からも遠のきました。
そしてまたその“ありえない”が起こります。
姉と思われる小学4・5年の女の子と二人。またあの男の子が。今度はなんとそのおねえちゃんとふたりで「こんにちわ」
それから会うたびに勇気を振り絞る感じで、しかし確実に私に向かって「こんにちわ」
知らない人に声をかけられてもついていってはいけない。学校ではそう教育しているはず。知らないおじさんに声をかけるのはいいのだろうか?気の迷いか、気まぐれか。
私も「こんにちわ」
小さな気まぐれが私にささやかな幸せを運ぶ。2006年も後半戦。がんばろう。
投稿者 owner : 2006年07月04日 23:10
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